初の海外採集(Malaysia,Cameron Highland. 他) Part.1
こんにちは。
お久しぶりです。
今回はサークルの先輩からありがたいお誘いを受け、念願の海外採集へ行って参りました。
場所はMalaysia、虫採り(特にクワガタ採集)の聖地Cameron Highlandとその周辺です。
メンバーはサークルの先輩であるK先輩とI先輩と筆者の私で3人。
これから行きたいって思う方の参考になるよう採集以外も多少詳しく書いていこうかと。
筆者もこれが初めての体験なのでアドバイス等はできないですが‥‥
今回使用した飛行機はアジアのLCC、エアアジアX。お盆料金だったため高額になりましたが、時期が時期なので仕方ありません。(それでもJAL等の2分の1以下)
夜11時45分発のエアアジアXに乗るため19時頃羽田で集合。
実は羽田の国際ターミナルに行くのが人生初。ワクワクしながら日本出発前最後の晩餐を食べました。
うどん。
どこも空港価格なのでお高い😅
2時間前になったのでチェックインを済ませ、制限エリアへ。
出発です!
6時間半ほどのフライト。機内はLCCなだけあって狭い(笑)
頼んだ機内食が出てきました。
ノンベジタリアンのお料理ってやつを頼んだら、トムヤムフライドライスなるものとミネラルウォーターが出てきました。
こんな中身。
辛い。美味しいけど辛い。辛い。さすが東南アジア系の航空会社。
なんで飛行機の中で汗かかなきゃならんのだと思いながらも食べました😑
んでクアラルンプール空港に現地時間5時半頃に到着。LCCなのでKLIA2です。
ひたすら長い廊下を歩き、入国審査所へ。
めちゃくちゃ人がいるのに係員さんは3人。仲間通しで談笑しながら仕事をしていました。既にカルチャーショック。
入国審査ではパスポートを渡し、何か質問されるのかな?なんて思ってましたが‥‥
まさかの「フィング(finger)」と言われて指紋をとり、カメラを見て、係員が無言で判子を押すだけ。
それでいいのか(;゚Д゚)‥‥
なんて唖然としながら荷物受取エリアへ。
ぐるぐるぐる
キャリーバッグを受けとります。
‥‥長竿流れてこない。
海外採集経験のある先輩曰く、クアラルンプール空港は羽田と異なり大きい荷物は別の場所に置かれるかもとのこと。
とりあえずOver baggage の標識を探し、向かいます。
(※K先輩撮影。以下※マークは筆者撮影ではない写真)
えぇ‥‥
直置きかよ‥‥
係員みたいな人は座って休憩している模様。何もかも日本と違いすぎてカルチャーショック凄いです。
まぁ無事に荷物は全て受け取れました。
荷物を持ったらX線の荷物検査。
ここでも係員さんは談笑中。
いや絶対画面見てないでしょ‥‥
もういろいろ衝撃的です。
空港の検査を一通り終えて、8時過ぎほど。
レンタカーを借りに行きます。
頭上の標識に従ってレンタカー屋へ。
タクシーの運ちゃんが「taxi?」と呼び込みしています。
朝早いからかガラガラ。
目指すは1階。
途中マレーシアのリンギットへ両替するために両替屋へ。
大体1リンギット(RM)28円くらい?空港だからか少しレートが高いです。
3人で合計6万円、一人あたり2万円とりあえず両替。(正直こんなにいらなかった。)
んでレンタカー屋。
レンタカー屋が並びます。お店によって営業時間はまちまち。
僕らはここで借ります。この店は24時間営業。
先輩が予約して下さったので後は車を受けとるだけ。
今回の相棒はCH-Rくん。4WDのSUV!
車を受けとる前にマレーシアの高速で必要となる「Touch and Go」というカードを買いに行きます。
マレーシアの高速は日本である現金払いがありません。なので必須のアイテム。
Suicaのように現金をチャージして使います。
売り場はレンタカー屋の向かいにあるコンビニ。レジの人に欲しい旨を伝えれば買えます。カード代だけで10RM取られることを忘れずに。
カードはコンビニ以外でも買えるようです。
レンタカー屋の受付の人は「タナラタなら往復50RMで足りるよ!」なんて言ってましたが、足りません。
クアラルンプールから高速の出口(タナラタへの下道に一番近いところ)まで片道25.9RMかかります。
手前の出口で降りれば足りるのかも?ですが‥‥
僕らは100RM入れました。
カードを買ったら受付の人とレンタカーの駐車場へ。
車をチェックして、レッツゴー!
駐車場から高速まで直ぐですので出来るだけ早くスマホでナビを設定しましょう。
運転歴のあまりない筆者では怖いので先輩が運転を担当(本当にありがとうございました)。
空港から高速へは右側からの合流。
首都高かよ。
カードはTouch'n Goというレーンを通ってタッチすれば使えます。
カードだけを使う人はSmartTagなるETC的な方には入らないよう注意。
マレーシアの高速道路の感想。
速い。
皆本当に速い。
120キロで走る車ばかり。遅くても100キロほど。追い越しは140キロの車なんてザラ。速いやつは160キロ出してます。
まぁまだ速いのはわかる。日本に比べて圧倒的に道広いし、車線も多い。
問題なのは車間距離。日本で例えるなら5、60キロでの車間で走ってる車の多いこと。
怖いです。
高速はどんなに飛ばしても2時間半走るので安全にいきましょう。
余談ですが、日本車ばっか走ってるので不思議な感覚になります。
平地はオイルプランテーション林ばかりです。
日本とは全く違う風景に心踊ります。
高速道路沿いには日本と同じくサービスエリアのようなものが存在します。
もちろんガソリンスタンドも。
タナラタまでかなり距離があるので途中で寄ることをオススメします。
んでガソリンスタンドのお話なんですが、日本でもあるシェルと緑色の店の2種類を見かけました。
支払いは先払い。
お店の人が入れてくれるか(お店の人は基本出て来てくれません)、クレジットカードを使って自分で払ってから入れるか、です。
Visaでお支払できたので旅の間は先輩はずっとクレカを使っていました。
(マレーシアのガソリンスタンド関連はGoogle先生が色々教えてくれるのでご自身でお調べすることをお勧めします。)
ガソリンの種類はイエローの95とグリーンの97とディーゼル?。まぁ日本で言うレギュラーとハイオクみたいな感じ。
僕らはイエローの方でした。
高速を3時間弱走り、タナラタへ続く下道へ降ります。くねくねの山道です。
とりあえず適当な林道へ入り採集してみることに。
あ、7マイル付近にクアラウォーという観光施設があり、アカエリトリバネの給水が見られますが採集はできないそうな。
先輩が目星をつけた、山道の途中にある何でもない場所へ向かいます。
林道へ向かう途中、採り子がいました。タナラタの標本商へ持っていくのかな?
おおっ
日本とは雰囲気が違う。
K先輩は蝶を狙いに川沿いへ。I先輩と僕は林道沿いを散策。
ガサゴソとスイーピングをやるI先輩。なにやら大きいものを発見したよう。見に行きます。
が、ここでアクシデント発生。
アシクビヲクジキマシター
先輩の元へ向かおうとしたら足首がグギッと逝きました😭
数秒道路でのたうち回った後、見せて貰ったのがこれ。
でかっ
大きなコノハギス系。
異国の虫にテンション上がりまくりです。
足はズキズキしますが。
葛のようなツル性植物をスイーピングすると‥‥
キラキラのカメノコハムシ!
日本には居ないカラーリングです。
これ、乾いたら消える模様だな‥‥
何かを食べるトゲアリの仲間
ムラサキシジミの仲間
シダが沢山生えていました。
I先輩がこれまた凄いカメノコハムシを発見。
金ぴかだ‥‥
キラキラしてます。
これキラキラしてるだけでなく大きい!10mm以上はある。
こんな首のながーいカマキリも先輩発見。
青色の綺麗なハムシや、
緑のサルハムシ系。
半透明なちょっと大きめハムシ。
見たことのないハムシが採れてかなりホクホク。
ビーティングしていたら凄いクモが落ちました。
Gasteracantha diardi とかいうやつだろうか。
川沿いにはワシントン条約に入る、キシタアゲハやアカエリトリバネが優雅に飛んでいました。
宿の鍵を受けとる時間があるので、ここでの採集は終わり。
いそいで山道を登り、タナラタへ向かいます。
グネグネの道。所々渋滞します。
マレーシア人はガンガン路駐するスタイルのようで、そのせいで渋滞が発生。
※
※
こういうシーンも何度か。
ドリアンが出店で売っているため、その酷い臭いが車内へ入ってくることも😑
向こうの人は臭い大丈夫なのかな?
木々が日本とまるで違う。ワクワクです。
いたる所で寝ている野犬。狂犬病には注意です。
道中の町、リングレットのセブンイレブンに寄り、飲み物と昼食を買いました。
とりあえず7up。
マレーシアのセブ○イレ○ンはセブ○イレ○ンの皮を被ったマレーシアの商店です(笑)
売ってるものが日本のセ○ンイ○ブンだと思わないように😁
1時間ほどかけてタナラタに到着です。
手前のリングレットとは異なり西洋風な町並み。
街中を移動し、今回の拠点へ到着。
マンションスタイルのお宿。
華僑のオーナーから鍵を受取り部屋へ。
中々綺麗な部屋でした。
時間は16時前。ライトラのポイント散策も兼ねて森へ向かいます。
流石赤道上の国。陽が長いですね。
観葉植物のような植物が沢山生えています。
日本では見ないものばかりなので植物だけでも面白い。
植物観察をしていると陽が暮れてきました。
ライトラのセットをし、電灯!
‥‥‥‥Part.2につづく!