遂に ライトトラップ を導入(ポータブル電源)
こんちは。
お久しぶりです。
今季は釣りばっかり行ってます。
一応、近場採集だったり、研究のついでに採集してたり‥‥と、ちまちま虫活はしてました。
このご時世なので色々気を付けながらやっております。
ブログ更新が滞ってたのはモチベーションがそんなに上がらなかったのと、大して成果が上がらず録な写真が撮れて無いだけです🤔
いよいよ6-7月になって、頑張るぞ!なんて思ってたらこの長雨で採集にあんまり行けてないのもあります。
天気予報がずーーーーーっと雨なんだもの。雨雲レーダーコロコロ変わるんだもの。
ま、御天道様に文句言ってもしょうがないので本題に移ります。
今回は、今季から導入したライトトラップの話。
発電機ではなく、最近流行りのポータブル電源を使用したものになります。
虫屋やってるとライトラは欲しくなるよね。
これです。
こんな辺鄙なブログを見てくださる方はtwitterのフォロワー虫屋さんぐらいなので説明はあんまり要らないとは思いますが、一応ライトトラップとは何ぞや、って話から。
ざっくり言うと虫の走光性を利用した採集方法。そんな性質を利用して虫を集めるって作戦です。
よく外灯に虫が群がってるのを、自前の灯りを用意してやっちゃうのがライトトラップ(灯火採集)。
ライトラをやるのに必要なものは以下のもの。
絶対必要なの。
・電源
・ライト(紫外域を出すものが望ましい)
あると便利なの。
・白幕(クワカブ狙いならいらない?)
・光源、幕を立て掛ける枠、脚。
これらを用意できれば、あとは森で照らすだけ。
光照らして待ってれば虫が来ます。
‥‥そこに虫がいれば来ます。たぶん。
地域によってはライトトラップが条例で禁止されてる所もあるので気をつけて。
そもそも人のいる所、迷惑のかかるところ(畑や水田近く等)でやるなって話ですけど‥‥
今季から私が導入したライトラの話に移ります。大体総額5諭吉さんくらい?になりました。
安く揃えようとするなら2諭吉ぐらいで揃えられるものもあります。その話はまた後で。
まず電源。
jackeryのポータブル電源400
100Wのライトを使いたかったのでその分大きめの容量。400Whあります(Whは1hで使うW数)。
予算の殆どがこいつ。
ライト。
100Wバラストレス水銀灯。
モノタロウやAmazonで購入できます。
ライトクリップ。
電球だけ持ってても意味ないので、クリップでくっ付けられるソケットも購入。
Amazonでライトクリップって検索すれば出てきます。
三脚。
ただのカメラ用三脚です。リサイクルショップを色々覗いて探しました。1つ300円~1000円くらい。3つ用意。
白幕。
本当は100均寒冷紗が欲しかったんですが、自作マスクに使えるっていう情報が出回ったらしくどこも売り切れ😢
仕方なく100均の半透明な防虫シートを購入。
使い勝手が微妙なので買い換える予定。
ツルツルしてるので撤収時に虫がひっかからなくて便利なんですが‥‥
んで完成形が最初にのせた画像です。
これ。
雨天時モード。
真ん中で一番光ってるのがバラストレス水銀灯です。
他の光は電池式のLEDライト。幕照らしと片付け用につけてます。
大体4時間弱点灯可能。
30WほどのHIDライトならもっと長くできるはず。
私は雑甲虫屋なのと、林内が主な使用場所になる予定なのでビーム型のHIDライトではなくバラストレス水銀灯にしました。
クワカブ狙うならビーム型のほうがいいみたいですね。
流石に発電機のライトラには負けますが、ガソリン入手や手入れが無い分、かなりお手軽にできます。ポータブル電源はキャンプにも使えますし😁
雨天時に傘を付けているのはバラストレス水銀灯と雨水の温度差で割れないようにする為です。あとバッテリー濡らして壊したくないので‥‥
知人の装備と組み合わせたりもしてます。
以下に何度か試運転して、飛来してきた虫をちょっとご紹介。
ヒゲコメツキ
カンショコガネ系
ジョウカイボン
ヒメオビオオキノコ
ゴミダマsp.
アメイロ(?)カミキリ
スズメガs
などなど。
本当は6月下旬から本格的にやりたかったのですがこの長雨‥‥
バッテリーを充電させたままなのは寿命にも影響するのでコンセントが届かない場所でのスマホ充電に活用してます。地味に便利。
あとポータブル電源があると台風→停電に対する安心感が凄い。
まぁ、近々予定はあるので頑張ります。
先ほどお話した2諭吉ライトラは、ポータブル電源を15000円ぐらいのものにして、30WのHIDライトやブラックLEDを使用するものです。ちょろっとやるぐらいならそっちのほうが良いかも。
また採集行ったら、成果を報告致します🙇
では。