日本のツノゼミとか。
こんにちは。
この前ライトラでツノゼミを採集出来て、またハマってしまったのでその小話。
では今回の主役。
これが恐らく普通のツノゼミ。たぶん。
ネットでツノゼミと検索すると真っ先に出てくるのは海外の派手な連中。
日本のシンプルな(地味な)ツノゼミ、凄く魅力的だと思うんですが中々注目されません‥‥
7月頃~、少し標高を上げて広葉樹を掬うと入るイメージがあります。
新潟でコブヤハズを狙ってビシバシ下草を叩いた時もよく落ちました。
どうも近似種がいるようなんですが、まだまだ不勉強な虫屋の私はそこまで解らず‥‥
昆虫の分類研究には憧れます🥺。
普通のツノゼミより角が発達した、ニトベツノゼミっていうのがいるんですが、それを是非見てみたい。
次。
同所でライトラに飛来したもの。
後方へ角が伸びてて、ハコネマルツノゼミ‥‥かなぁと思っているんですが、角の生えた個体も飛んできてて‥‥
別種なのか、同種なのか。
暫定ハコネマルツノゼミです🤔
ライトラで採るとホストがわからない欠点があるんですよね。
普通のやつと比べるとこんな体格差。
大体5mmくらいです。
次っ。
トビイロツノゼミ。
日本のツノゼミの最普通種。
低木や草本の枝に付いてるイメージがあります。
私が発見したときはヨモギに付いてました。
イヌビワやアラカシ、葛なんかにも付いてるらしいです。
成虫越冬するので冬に会える貴重な虫でもあります。
最普通種っても、探すと中々見つからなかったりしますよねぇ‥‥
私が持ってる日本のツノゼミはこの3?種。
他にも日本には高原のヨモギに付くモジツノゼミ、帯があるマルツノゼミのオビマルツノゼミ、日本最大のニトベツノゼミがいるそうな。他にもいるとか何とか‥‥
更に勉強したい分野が増えました😆
おまけ
ツノゼミに近い仲間のミミズク。
こちらは♀。
♀は♂より体が大きく、角も発達します。
この四角台紙が25×10なので20mm弱ぐらいの個体です。大きい😆
個人的にツノゼミ達より良く見かけます。
あんまり標高問わず、広葉樹林でライトラやると結構飛んできますね。
クヌギ等の広葉樹に付くとのこと。
検索すると鳥のほうばっか出てきます。
「ミミズク 虫」って打たないと出てきません😞
認知度を上げたい‥‥
同じミミズク亜科のコミミズクも持ってるんですが写真を撮り忘れたので載せ直します🙇
次は奇抜なアワフキムシの仲間。
テングアワフキ。👺
見た目まんまの和名ですね。
少し標高のある山の、ハンノキやオオバアサガラ等広葉樹に沢山ついてます。
最初はかなり憧れてたんですけどねぇ‥‥滅茶苦茶採れるのでねぇ‥‥
ツノゼミ探してると大きさが近いので本当に紛らわしい。
ま、でもカッコいいし、魅力的なのは変わりません。良いムシです。
最後はこれ。
タケウチトゲアワフキ。
いやぁ本当にカッコいい。
こんなのが日本に居るとは‥‥
シナノキに付く局所分布のアワフキムシです。
是非とも生きてる姿を拝みたい‥‥
またこの手の仲間が増えてきたら記事にしようと思います。
ではでは。