コブ叩きとplatycerus採集(のはずだった)
こんにちは。
先日冷温帯へ秋の採集をと、ゆのはな虫屋の綾瀬さんと共に行って参りました。
私の目的はplatycerus。未だ見ぬホソツヤルリを見てみたいなぁと。
2019,10,6
朝10時前頃に現地到着。
綾瀬さんはフジコブヤハズカミキリを狙うためのビーティングネットと共に林内へ。私は材採なので小鉈装備です。
天気は曇り。肌寒いですがジャンパーを着れば大丈夫な程の気温。
写真真ん中の木はたぶんイタヤカエデ。
探索スタート。
林内に入った早速、材発見。
削ってみましたが成虫はおらず‥‥
残念ながら幼虫のみ。
でもまぁ、3令だったので持ち帰って飼育します。
早速の発見でしたが、後が続かない‥‥
ホソツヤの空中材を探しつつ、コルリ材探しで地面をじろじろ。
綾瀬さんはマルバダケブキの枯れをビシバシ叩きながら林内を奥へと移動します。
何となく木をひっくり返したらタマヤスデが出てきました。
マルバダケブキ。たぶん。
枯れたこれを叩くとコブヤハズが落ちます。
運が良ければ。
きのこ。
きのこ。
きのこ。
トリカブト?も確認。
かなり道から離れ、奥へ進んだものの、2人ともターゲットを見つけらませんでした‥‥
仕方ないのでルートを変えつつ元の道へ。
綾瀬さんは目新しい枯れ葉をビシバシビシバシ。
殆ど道へ戻った頃、いたーっ、と声が聞こえてきました。
すぐに綾瀬さんの元へ。
おっ
おおっ
おおおー
フジコブヤハズ!
カッコいいです😀
やっとターゲットを見れた為一安心。
この半枯れのマルバダケブキ(たぶん)から落ちてきたそうです。
周りを見るとまだ沢山の枯れ葉があります。
続けてビシバシビシバシ。
すると‥‥
さっきまでは何だったんだっというレベルで落ちます。
2連続のときも。
一部エリアに密集していました。
‥‥私はplatycerusの材があまりにも見つからない為、フジコブの生態写真撮影に切り替えました。
枯れたマルバダケブキを見つけては葉裏を確認。
居ないと思った枯れ葉からポロっとフジコブが落ちたときは、嬉しいけど写真が取れなかった悔しさで複雑。
でも‥‥
じゃん
綺麗に撮れました。
‥‥嘘です。ヤラセです。
撮れなかったです。はい。
そんなことやってるうちに強めの雨が‥‥
満足な数を見れましたし、濡れるのが嫌なので撤収。
帰りに綾瀬さんのケースを確認したところ、
ちゃっかりイワワキセダカも入ってました。
この地域に生息するコブヤハズを2種とも制覇👍
かなり満足な採集でした。
私のplatycerus経験値はまだ足りないようです。ホソツヤのホの字も見れず‥‥
以下は成果紹介。
フジコブヤハズカミキリ。
ナガアナアキゾウムシ。
マルバダケブキの枯れ葉に付いていました。
キノカワゴミムシの仲間。顎が凄い。
チャグロマグソコガネかな?
とっても小さいマグソ。綾瀬さんからいただきました。山葡萄を叩いたら落ちてきたとのこと。
んと、今回はこんな感じ。
動いている虫が少なくなるこれから。でも、秋の採集を満足できました。
あとコブ叩きって見てても面白い😁
ではでは~